日本計算数理工学会(JASCOME)
Japan Society for Computational Methods in Engineering
 

 

 

第2回計算数理工学コンファレンス (CTEC2002)

 

 第2回 計算数理工学コンファレンス(CTEC2002)   

開催日:2002年7月3日(水)10:00〜15:30
会 場:構造計画研究所 本所新館・レクチャールーム(地下1階)(東京都中野区)
    
〒164-0011 東京都中野区中央4-5-3(地下鉄丸ノ内線「新中野駅」出口2, 徒歩1分)
    
会場略図URL:http://www.kke.co.jp/map.html
主 催:日本計算数理工学会 (JASCOME)
共 催:日本シミュレーション学会


プログラム

(○印が講演者です.プログラムは都合により変更されることがあります.)

 ●開会挨拶 10:00〜10:10 田中 正隆(信州大学)

 ● セッションA  10:10〜11:10
  
司会:廣瀬 壮一(東京工業大学),北 英輔(名古屋大学)
(A-1) 非定常熱伝導問題に対する時間ステップ境界要素解析への二重相反法の適用
田中 正隆(信州大学工学部)
松本 敏郎(信州大学工学部)
須田 裕輔(富士通長野システムエンジニアリング)
高桑 晋 (信州大学大学院工学研究科)○

(A-2) 境界要素法における計算点解析法の多領域問題への適用:第4報
神谷 紀生(名古屋大学人間情報学研究科)○
鈴木 崇之(名古屋大学人間情報学研究科)
安藤 孝彦(名古屋大学情報文化学部)

(A-3) 円環領域におけるLaplace方程式に対する境界要素法による数値解析
三浦 与実(京都大学大学院情報学研究科)○
清水 大輔(京都大学大学院情報学研究科)
若野 功 (京都大学大学院情報学研究科)

 ● セッションB  11:10〜12:10
   
司会:神谷 紀生(名古屋大学),松本 敏郎(信州大学)

(B-1) ニューラルネットワークによる軌道振動応答の再現精度改善と未知量同定
阿部 和久(新潟大学工学部)○
高倉 由浩(新潟大学工学部)

(B-2)

グリーン関数の漸近近似を利用した水-固体二層弾性体の3次元散乱解析
廣瀬 壮一(東京工業大学大学院情報理工学研究科)
木本 和志(東京工業大学大学院情報理工学研究科)○


(B-3)

Wavelet基底を用いたhr-境界要素適応分割法
阿部 和久(新潟大学工学部)
中村 淳 (新潟大学工学部)
紅露 一寛(新潟大学自然科学研究科)○

 ● セッションC  13:00〜14:20
   
司会:速水 謙(国立情報学研究所),大西 和榮(茨城大学)

(C-1)

多倍長数値計算による非適切問題の数値解析
磯 祐介 (京都大学大学院情報学研究科)○
藤原 宏志(京都大学大学院情報学研究科)


(C-2)

多倍長計算を用いた逆向き熱方程式の差分解法
飯島 健太郎(茨城大学大学院理工学研究科)


(C-3) 64bit計算機への多倍長計算環境の実装
磯 祐介 (京都大学大学院情報学研究科)
藤原 宏志(京都大学大学院情報学研究科)○

(C-4) ポアソン方程式ソース項同定逆問題の射影解法
奈良 高明(国立情報学研究所)○
安藤 繁 (東京大学大学院)

 ● セッションD  14:40〜15:40
   
司会:西村 直志(京都大学),阿部 和久(新潟大学)

(D-1) AN INTERFACE RELAXATION ALGORITHM FOR COUPLING THE
FINITE ELEMENT AND BOUNDARY ELEMENT METHODS
Wael M. Elleithy (Shinshu University) ○
Masataka Tanaka (Shinshu University)

(D-2) 間接Trefftz法によるPoisson方程式の解法(非同次項が未知関数の導関数を含む場合)
北 英輔 (名古屋大学情報文化学部)○
池田 洋一(大同工業大学)
神谷 紀生(名古屋大学人間情報学研究科)

(D-3) 選点法による3次元圧電材料の調和振動解析法
松本 敏郎(信州大学工学部)
田中 正隆(信州大学工学部)
石川 真之(エスエムシー(株))
小川 洋平(信州大学大学院工学系研究科)○

 ●閉会挨拶 15:40〜15:50  登坂 宣好(日本大学)

応募概要

 日本計算数理工学会(JASCOME)は,「境界要素法研究会」として1984年に活動を開始して以来、境界要素法国際会議、日米境界要素法シンポジウム、日中境界要素法シンポジウムなどを開催して境界要素法の研究に関する最新情報の交換と技術移転を促進し、計算力学の発展に尽力してまいりました。定期的に開催している「計算数理工学フォーラム」は最新の技術開発に関する講演を中心とし、熱心な参加者による活発な議論の場として運営されています。この時に配付する資料は、貴重な文献が多数収録されており、全会員に送付されて最新研究情報誌としての役目を果たしています。本学会では、毎年12月には境界要素法シンポジウムを、6または7月には本コンファレンスを開催してまいりました。さらに、1998年、2000年3月、2001年2月、及び2003年2月に長野市にて開催または開催予定の逆問題国際シンポジウム(ISIP)を後援、運営し、名実ともに「JASCOME(日本計算数理工学会)」にふさわしい活動を行っております。これら国際会議やシンポジウムのプロシーディングスと論文集を厳しい内容審査を経て国内外で出版し、計算力学の発展と普及に務めております。
 本年も計算数理工学という広範囲な分野を対象とした研究発表の場として「計算数理工学コンファレンス (CTEC)」を開催することになりました。つきましては、広く産学官界から多数の方々が本コンファレンスに参加され、研究発表されるようお勧めします。すべての発表論文は、この案内に示すような手順で複数の審査員により事前に査読され、掲載可となったものは論文集に収録されます。
論文発表のお申し込みは、すべてインターネットを通じて行っていただきます。詳細は学会のホームページ(http://homer.shinshu-u.ac.jp/JASCOME/)をご覧ください。多数の方が、ご参加下さいますようお勧めいたします。

2002年4月
  日本計算数理工学会(JASCOME)
  CTEC-2002 運営委員会

発表論文の分野

1)ポテンシャル問題

2)静弾性/熱弾性/動弾性問題

3)粘/弾塑問題

4)音響/振動問題

5)電磁界問題

6)移流拡散問題

7)熱移動/移動境界問題

8)流体流動問題

9)逆問題

10)最適化問題

11)連成問題

12)その他の応用

13)数値解析理論

14)解析手法

15)要素技術

16)並列計算

17)ソフトウェア工学

18)CAEシステム


◆CTEC-2001では、実用問題への応用事例を含む研究発表を特に歓迎します。

発表申込みから原稿締め切りまでのステップ

応募概要

発表申込みから原稿締切りまでのステップは上記のとおりです。「発表論文申込み」の詳細は次の要領でお願いいたします。

◆添付の論文発表申込み案内に基づき、学会ホームページから発表申込を5月1日(水)までに行って下さい。5月初旬ごろ審査結果、論文執筆要綱など必要事項を電子メールでお知らせします。

参加申し込みURL: http://homer.shinshu-u.ac.jp/JASCOME/registration.html

論文原稿サンプル:
JASCOME論文原稿TeXサンプル(gzip形式) JASCOME論文原稿TeXサンプル(lha形式)
JASCOME原稿執筆要領(PDFファイル)JASCOME原稿執筆要領1(PostScriptファイル)
JASCOME原稿執筆要領2(PostScriptファイル)
※ 論文は4ページまたは6ページの偶数ページで仕上げてください

論文掲載料
論文集へ掲載可と判定された論文の著者は,最終原稿提出時までに25,000円お支払い下さい。論文集1冊と別刷50部の代金に充当します。論文集はコンファレンス開催当日お渡しします.また,別刷り50部はCTEC-2002終了後発送します。

参加費
発表者(1名のみ)は無料です。JASCOME会員およびSTEC参加者は1人5,000円、非会員は1人10,000円、学生は会員・非会員問わず3,000円です。参加費には論文集1冊の代金が含まれています。参加申込書は6月中旬ごろプログラムと一緒に配布いたします。

お申込み・お問い合せ先)

〒164-0011 東京都中野区中央4−5−3
(株)構造計画研究所内 日本計算数理工学会事務局
Tel:03-5342-1123  Fax:03-5342-1223  担当:佐藤
E-Mail:sato@kke.co.jp

右のURLをクリックすると発表論文募集要項がダウンロードできます.   CTEC2002.pdf


 

●過去のコンファレンス

第1回計算数理工学コンファレンス(CTEC2001)

BEMテクノロジーコンファレンス(BTEC)


 

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